愛梨私服

見た目はギャルで好きな食べ物が焼き肉というアグレッシブな感じな愛梨チャンですが、
ナンパに絡まれたりする率も高いと思うんですよね。
今回はそんな愛梨チャンがキャプテンにお礼をしようとするお話です。


街で買い物をしていた愛梨だったが…
愛梨「だから、行かないって!」
チャラ男1「いいじゃん、遊ぼうよ。」
チャラ男2「他にも女の子来るからさぁ」
愛梨「アタシにはカンケーないし」タッ
チャラ男3「おっと、急ぐことはないでしよ」ニヤニヤ
愛梨(ああー。うっとおしいな。オルタナの力で何とかしたいけど、騒ぎが大きくなるし…)
キャプテン「ここにいたのか、愛梨」
愛梨「!?キャプテン?」
キャプテン「待たせたな。じゃあ行こうか」
チャラ男1「なんだテメーは?」
キャプテン「この娘の彼氏。キミたちは?」
チャラ男2「ああ?」
ヒソヒソ
モテナイカラッテテアタリシダイナンパ?
チャラ男3「男いんのかよ、チッ」スタスタ
チャラ男2「行こーぜ」
・・・・

キャプテン「平気か?愛梨」
愛梨「キャプテンアリガトー。あいつらしつこくってさー」ギュッ
キャプテン「コラコラ///」←ちょっと嬉しい
愛梨「えー。だってアタシはキャプテンの彼女なんでしょ?」ニマニマ
キャプテン「成り行き上な。」
愛梨「この娘の彼氏。キミたちは?」キリッ
キャプテン「放っておけばよかったか?」スタスタ
愛梨「あー、ウソウソ。助けてくれてありがと。・・・お礼なんだけど、焼き肉ゴチるから。」
キャプテン「教師じゃないが、教え子に飯を奢ってもらうのはなぁ・・」
愛梨「いーの。もうコレ決まりだから!」
キャプテン(言い始めると頑固だからなぁ)
キャプテン「わかった。ご馳走になるよ。」
愛梨「素直でヨロシイ。で、食べに行く日は・・。」
・・・・

後日、二人で焼肉屋を訪れた愛梨とキャプテン
愛梨「ココが安いのに美味しいと評判なんだよね〜。」
ガラッ
店主「いらっしゃ・・え?」
キャプテン「あっ!○○さんじゃないか!」
愛梨「え?何々?知り合い?」
キャプテン「ああ。イトコだ。歳は少し離れてるけどな。」
愛梨「へぇー。言われてみれば少し似てる…かな?」
・・・

店主「コーラと麦茶ね」ゴトッ
キャプテン「俺はビールじゃなくてジンジャーエールを頼んだんだけど…。」
店主「色が似てるからいいだろw」スタスタ
愛梨「キャプテン飲めないの?」
キャプテン「そんなことはないけどな。ただ生徒の前で飲酒は…」
愛梨「イイじゃん。今日は堅いこと言わないでさ。カンパーイ」コツン
キャプテン「・・まぁ、ココだけの秘密な」コツン
ゴクゴク
愛梨「キャプテン。アタシも成人だったら一緒に飲めたのに。」
キャプテン「そうだな。だけどそうだと、留年してることになるぞw」
愛梨「うーん。それはチョットw  卒業してから一緒に来ればいいだけだし。」
キャプテン「それもそうだな。でも、卒業後もこの辺にいるつもりか?」
愛梨「たぶん。アタシ、この街が好きだからね」エッヘン
店主「お肉お待ちどうです。こっちからネギタン塩、豚トロ、ハラミ、ロース、
バターホタテ、焼き野菜。後、キムチ。」ゴトッ
キャプテン「ホタテは頼んでないけど…」
店主「オーダーミスだ。間違えたから、食ってくれ。」ニヤッ
キャプテン「ありがとう、○○さん」
愛梨「うんうん。さすがキャプテンのイトコ。いい人だねっ。」
・・・

ジュー
愛梨「で、美弥花が若菜に怒られててw」
キャプテン「ふふっ。美弥花らしいな。」
パラパラ
愛梨「うーんと。注文いいですか?上カルビがタレで2つと、石焼きビビンバを一つで。」
店主「はいよっと。・・・ところで愛梨ちゃんはコイツの彼女さんでいいのかい?」
愛梨「!」
キャプテン「ちょっと、からかわないで。(苦笑)」
店主「いや、からかってなんかないよ。男女二人で焼き肉っていうのは
そういう関係じゃないと来ないからなw」スタスタ

・・・
愛梨(そう言えば、オトコの人と二人で焼き肉に来たのはキャプテンが初めてじゃん///)マゼマゼマゼマゼマゼ
キャプテン「愛梨?石焼きビビンバ混ぜ過ぎじゃないか?」
愛梨「あ、、うん。とっ取り分けるね。」コンモリ
キャプテン(半分こにするって言ってた気が・・・)

焼き肉を食べ終わった二人
愛梨「トイレに行ってくるね。」
キャプテン「・・・ああ。」

愛梨(メイクは…と。)
(店主「男女二人で焼き肉っていうのはそういう関係じゃないと来ないからなw」)
愛梨(うーん。チョーシ狂うなぁ。アタシはキャプテンの事、
好きだけど、、キャプテンが同じ気持ちかなんか…わっかんないし。)モヤモヤ

愛梨「キャプテンおまたせー。おじさん、お会計お願いしまーす。」
店主「いや、もうコイツから貰ってるよ」ヒラヒラ
・・・

愛梨「アタシが出すって言ってたジャン」プンプン
キャプテン「まぁまぁ、俺にもメンツってものがあるんだ。
あの店で愛梨にゴチになるわけにはいかないんだよ。親戚の手前ってやつだ。」
愛梨「わからなくはないけど…」
愛梨(このままだと上手くはぐらかされて・・!)
愛梨「じゃあ今からデザート食べない?」

ムーンライトカフェ
愛梨「ここはアタシが出すから、絶対出すからね!」
キャプテン「わかったわかった。」
愛梨「一番高いヤツにするから。えーっとドレかな…。すみませーん・・・」


店員「お待たせしました。」
ゴトッ
店員「カップルパフェ(イチゴ特盛)でございます。」
キャプテン(デカイな。イチゴも多いし…)
愛梨「いただきまーす。」パクッ
キャプテン「結構キツくないか?」
愛梨「ナニ言ってんの?甘いモノは別腹っしょ〜」パクパク
キャプテン「そう・・なのか?」モグモグ

店員「このパフェを二人で食べ切った記念に写真はいかがですか?ココの壁に貼ることもできますよ。」
愛梨「じゃあ、キャプテン!撮るよ!」
キャプテン「あ、ああ。」
パシャリ

愛梨「写真撮ったら書き込まないとねー」キュッキュッキュー
キャプテン「何を書き込んだんだ?」
愛梨「見ちゃダーメ。店員さん、あの高いトコへ貼ってくれますー?」
店員「分かりました。いいですよ。」ニコリ
・・・
キャプテン(何て書いたんだろ?…いっ!!こんなの他の娘達に見つかったら…)ダラダラ


終わりです。
愛梨ちゃんの中の人が代わりますので、まったりしたお話で見送りたいと思いました。
コレを書いている時はどんな声になるかわかりませんが、
マネではなく新しい愛梨ちゃん像を作ってもらえればと思ってます(๑•̀ㅂ•́)و✧